きらめくひとの物語〜Vol.6〜
きらめきで働くさまざまな“人”にフォーカスした「きらめくひとの物語」をご紹介します!
きらめきキッチン
料理長 大海 智啓
大海料理長は、なぜ、きらめきキッチンで働こうと思ったのですか?
きらめきキッチンに来る前は、ホテルの料理長として働いていました。料理の世界は実力主義。実力次第で職場の上下関係が逆転したり、若くても責任あるポストに就くことができる仕事の面白さを味わいました。ただ2020年にコロナ禍を迎え、ホテル業界も打撃を受けました。当時は子どもも生まれたばかりで先行きの見えない状況に不安を感じました。今のままではいけないと思い転職先を探していたところ出会ったのがきらめきキッチンの料理長の募集でした。「歯科クリニックが飲食店!?」と驚きましたが、ひとまず、どんな場所なのか話だけでも聞いてみようと思い、応募したのがきっかけです。面談で会った竹内先生は、これまでに私が出会ったことのないような不思議な雰囲気やオーラを持った方でした。好条件でも代表と合わなければ諦めようと思っていましたが、話を聞くうちにどんどん引き込まれていくようでした(笑)。また、これまでに勤めていた職場の経営者や上司とも少し違うとも感じました。竹内先生は終始柔和な印象で、私が話すアイデアや意見に対して「いいじゃん。それやってみようよ」と。そんな竹内先生の人柄もあり、きらめきキッチンで料理長として働くことを決意しました。
これまでのホテル勤務などと違い、歯科クリニックと連携する形態の飲食店として魅力的な点はありますか?
私自身矯正をしていたこともあるのですが、より一層子どもの頃からお口の健康を育む重要性を感じています。料理についてこれまでと違うポイントは、既製品は使わないということ。食材も地元の直売所などへ自ら出向き、新鮮な野菜や果物を調達しています。季節によって旬の食材を使い、すべてイチから手作りするという料理へのこだわりはさらに深まったように感じています。
逆に、難しいと感じていることはありますか?
そうですね。これまでに勤めていたホテルや飲食店とは明らかに展開の仕方が異なるため、戸惑いがないといえば嘘になります。ただ美味しい料理を作るということに留まらず、「きらめきキッチンだからこそ提供したい、提供できるメニュー作り」に思いを巡らすことも簡単ではありません。歯科クリニック併設ということもあり、他のスタッフと協力してお口の健康に関するイベント企画を行うなどアイデアも常に求められるため、これまでのキャリアの範囲を越えなければ通用しないとも感じています。
料理長として、きらめきキッチンの未来をどう考えていますか?
キッチンとクリニックの境界線をさらになくして、子どもたちがいつも楽しく笑顔で溢れる場所にしたいです。きらめきって、ちょっと変わった人たちの集まりなんですよ(笑)。だからこそ、今までに見たことのないことを夢みるし、やったことのないことにも挑戦していく。可能性しかない、チャレンジができる環境なんです。これからいくらでも伸び代があって、そこにトライできることが楽しみです。だから私ももっともっと“キッチン”を飛び越えていく必要があるのかもしれませんね。