きらめくひとの物語〜Vol.1〜
きらめきで働くさまざまな“人”にフォーカスした「きらめくひとの物語」をご紹介します!
きらめきデンタルクリニック
理事長 竹内 敬輔
この企画を始めようと思ったきっかけは何ですか?
今回のこのインタビューは、きらめきがどのような医療を行うクリニックかを知ってもらうこと、また、その上で「ここで働きたい」「きらめきで働く人たちと一緒に働きたい」と思ってくれる人と出会うことが目的と聞きました!
これまでいろいろな場所できらめきを知ってもらいアピールしてきましたが、どうしても万人受けを狙うと、肝心の医療者の心に響かないと思ったんです。素晴らしい考え方をしているとか、素晴らしい情熱を持っている、だから待遇が良いとか環境が良いとか。
僕自身は本当に医療のことを一生懸命考えているだけで。きらめきにどんな人に来てほしいかといったら、やっぱり求めることって僕と同じように医療に一生懸命で情熱、やる気がある人なんですよね。
確かに竹内先生の患者さんや医療に対する情熱、そこに共感するメンバーが今のきらめきを作り上げていることに間違いはないですよね。現在は講演活動にも積極的に取り組まれているとか?
歯科矯正学の基礎についての講演会を毎月行っていますね。そこにはきらめきの歯科医師や歯科衛生士も参加していて、聴講する者もいれば、講演をする側の歯科医師や歯科衛生士もいます。
インビザラインのファカルティ(※)にも就任されましたよね。竹内先生の大きな活躍の裏側は?
先生自身の成長への止まない努力があるのでは?
インビザラインをきらめきに導入したのは2016年のことです。僕はこれまでにあらゆる矯正装置を使用してきましたが、さまざまな矯正装着がある中で、インビザラインシステムはとても優秀です。世の中ではこのマウスピース矯正、インビザライン矯正が急速に広まっています。ただ、正しく歯列矯正に用いている先生は少ないのが実情なんです。その教育のため、インビザライン社から20名程度の矯正専門医がファカルティとして任命され、歯科医師の方々への教育を行っています。
止まない努力についてですが…。小児矯正はまだまだ未成熟な分野ですし、時代によっても変化します。矯正歯科もどんどん先進技術が取り入れられるので学び続けることはもちろん大切です。でもその原動力はやっぱり、とにかく1人の患者さんに喜ばれたいというシンプルな僕の欲で。正直、スタッフに対する想いというのも別にないです。あなたにこうしてほしい、とかじゃなく、自分のことしか考えてない(笑)。一緒に働く人には、そんなふうに同じような欲を持ってほしいっていうぐらい。ただ目の前の患者さんと向き合う、一人ひとりがそういう人であってほしいと思っています。自分の前に出された仕事に対して全力で結果を出す。その結果、患者さんはもちろん、仲間や上司、関連者までのすべての人において信頼をされる。その対価としてお給料がもらえるだけなので、みんなが目の前の仕事をとにかく一生懸命に頑張ってほしい。僕自身はそれをあまり見てあげられていないので、、、ごめんねって。自分もいっぱいいっぱいなので(笑)。
※「インビザラインカファルティ」とは インビザラインを⾏う先⽣⽅の指導を⾏うポジション (2022年3⽉現在国内22名)
でもスタッフからすると、竹内先生の功績は素晴らしいものでは?
周りから見たら、教える立場だし世界一にもなっているけど、やっぱりね全然まだうまくいってないっていうところが多いんです。世界には自分よりもっとすごい人がいて、、、頑張らなきゃって思うのに、テレビもYouTubeも見ちゃうし。怠ける自分が許せなくて嫌になる時もあります(笑)。8時間パソコンに向き合っている日もあれば、8時間YouTubeを見ている日もある。YouTubeも別の事業に関連する動画を見てるから、言い訳すると遊んでいるわけじゃないです。自分のやりたいことにのめり込んでしまって、一時はそれがインビザラインだったりブラケット矯正だったり。
医療に対する熱ときらめきをもっと良くしていこうという想いのバランスを持った人が活躍できそうですね。
そうですね。あとは、目の前の患者さんのためにという想いと目の前の症例や課題に対する医療への探究心を発揮してもらえると良いと思います。「こういう歯並び、噛み合わせに対して、どのようなアプローチや背景があるのだろう」と追求できる人。僕はそれが自分の得意なことだしやれることだから、これまで一生懸命に取り組めてきたんです。
竹内先生の考える「患者さん一人ひとりのため」とは?
結局、医療人として直面する課題を一つひとつ乗り越えていくことに繋がっていますよね。
そう。結果として全員が一生懸命やっていればすべてが良くなるはず。僕1人でなんでもできるはずもないんだよね。当たり前だけど穴もある。でも僕しかできないこともある。だから、同じ想いや僕に共感してくれる人と本気で出会いたいんです。
未来の患者さんや未来のスタッフに向けて、きらめきには魅力的なドクターがたくさんいるってことをたくさん伝えていきたいと思ってます。